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『グッド・バイ』語り手その1
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『会議は踊る~』 刑事・宇津木
『芝居小屋羅針盤っ!~三の段・秋の陣~』にご来場頂き有り難うございます。そして恐ろしいことに気づいてしまいました。前々作『チョコレート・ギャング』、私だけ終了日記書いていない…。前作『夏の陣』ですか? 川端君だけは書いていたんです。残りのクルーは私も含めて反省です。何とか! 今年中には全て振り返りたいと思っております。リ、リージョナルシアターもあるから、ねえ?
さて。
今回はゲストが2人。かつて“たらんちゅらん”や“コナモン”として出演してくれていた富田沙樹さん、劇団不完全燃焼から井村友紀君。大学の夏休み限定で金沢に帰ってきてくれました。なんて良い奴らなんだ。

朗読劇『グッド・バイ』
数年前、金沢ナイトミュージアムに出品した演目を久しぶりに読んでみました。ちなみに初演は金沢ふるさと偉人館にて。客席には和田くん・山本さん・富田さん・増村さんがいたそうな。当時高校生!
文豪太宰治によって書かれたのは1948年。絶世の美女、ただし鴉声と怪力のキヌ子に振り回され、全く思い通りにいかずに七転八倒する田島。人間て全っ然変わってないなあ。それが、良いのでしょう。

舞台劇『会議は踊る、活字は吠える』
もともとこの台本は22歳ごろに書き始めました(18年も前だと…!)。そして序盤だけで煮詰まって書かなくなったものを、いっちょ完成させてみるかと思ったわけです。が、そうです。煮詰まった台本には煮詰まっただけの理由があるんです。7人の登場人物達が複雑に絡み合って絡み合って今一体どうなってんねん!と自分の脳内に罵声を浴びせていた8月下旬、
「あの、僕、秋の陣出たいです」
急に何だむらお!(注:井村君)ずっと誘ってたのに今さら返事しやがって!(全員笑顔)
8人に増えた結果さらに複雑怪奇に絡み合い、こりゃあもうギリギリだなあと思った矢先、
「お料理探偵クックルン♪」
誰だ稽古場で変なこと言いだしたのは…いや、待てよ。なんて沙樹にぴったりな! 気が付けばあれよあれよと書き上がり、稽古場では各人がアドリブぶっこんでくるせいで皆半笑いで稽古をし、本番2日前に4回通すと1時間15分だった話が何故か40分になるという時空超越が発生し、とっても楽しい作品となった次第です。あ、セルフ暗転中に能沢君が鴨居に頭をぶつけました。夏の陣に続いて2作連続です。
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『ハミガキ~』歯医者さん
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「落ち込まないでください宇津木さん!」
『ハミガキ大好き・ぶらっしゅ!』
元々は、金沢や能登の保育園で上演していたのが始まりです。
初演は8年ぐらい前。もっとも、赤ずきんなんて出てこないしオオカミ君もやってこないし、ムシバイキンの変なダンスなんかも無いんです。10分ちょっとの短いお話だったのが、上演の度に少しずつ、大きく膨らんでいるんですね。そうそう、ムシバイキンの誰かが稽古を休むと、川端君がやけに楽しそうに代役してました。次回はきっと紫バイキンも追加されるのでしょう。司会のお姉さん→赤ずきんちゃん→オオカミくん→ムシバイキン登場!という流れのお話ですが、ムシバイキンはもちろんとして、オオカミくんでもちびっ子たちは泣くんだろうなあとワクワクしていました。が!まさかの赤ずきん登場で子供の泣き声!赤ずきん役の沙樹が動揺する中、ケコ(赤い衝立)の裏の出演者達は無音で爆笑してました。ちびっこ相手のお芝居がやめられない瞬間ですね。ちびっ子たちに配られた羅針盤チョコ。俺も欲しいなあ。

とまあ、3作品を振り返ってみました。芝居小屋シリーズもこれで通算5回、上演作品は17作。勝手知ったる里山の家にて、冬の陣もお待ちしております。の前に、リージョナルシアター、の前に、『ビブリオバトル!』ですよっ!

平田知大
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『グッド・バイ』 田島という男
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『会議は踊る~』 編集者・萩原
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超スーパーカップ!
劇団羅針盤第37回公演『芝居小屋羅針盤っ!三の段”秋の陣”』が終わりました。
沢山のご来場ありがとうございました!

台風、うまいこと深夜のうちに抜けてよかったですね。
天候の怪しい中来ていただいた皆様には感謝感激です。

さて、例によって順番に振り返ります。

朗読劇『グッド・バイ』
太宰治が執筆中に亡くなり、未完のまま絶筆となった作品。
僕は田島を演じました。そして慣れない文体に苦戦しました。
でも内容はコメディですから、演じていて楽しかったです。
朗読は普段の劇とは違った良さがありますよね。
見せ方も、読み方も変わってくるので、面白いなあと思っていました。

ちびっこ劇『ハミガキ大好き、ぶらっしゅ!』
沢山のお子様と大きなお子様によく笑って頂きました。
かわいいお話と、衣装・小道具がとても凝っています。
超スーパーカップは僕が作ったんですよ!
無いものは作ります。毎回皆でえっさほいさ作っています。

舞台劇『会議は踊る、活字は吠える』
3組のお客さんと店員さん、そして現実と小説の2つの話がどんどん混ざって来て、パズルのように合致していくこのお話。
8人も登場人物がいるせいなのか、皆キャラが濃い。
僕は編集者の萩原を演じました。
萩原は、蓬の作品に期待を寄せています。それ故に協力したり、急かしたり。まさに一蓮托生。いいヤツでしょう…?
僕の好きなシーンは、なんと言ってもラストの蓬。すごくいい顔しているんです。見ましたか?そこに辿り着くまでの台詞の掛け合いも好き。
あと、安定の共出さん。いやいや、あの濃~いカップルも始終面白いし…うーん、挙げたらキリがないっ!とにかく好きなシーンいっぱいでした。
皆さんはどのシーンが好きでしたか?

そんなこんなで終わってしまった秋の陣。
むらお(井村)とさきちゃん(富田)と共演できて楽しかった。
一緒に作ったメンバー、スタッフの方々、そしてお客様。
本当にありがとうございました。

次の羅針盤は図書館公演です。
同時に、空転幾何区の稽古も進んでいきます。 (Click!) 
さあ、忙しくなっていくぞ。
どうぞよろしくお願いしますね!

川端大晴
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格好つけてますが、楽しい作品なのです。
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「萩原!」「持って行きます!」
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心に蓋をしギャング達を追う、ショコラ
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「チョコレートは、全て禁止です」
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「貴方、黒の下っ端じゃない」
劇団羅針盤第35回公演『CHOCOLATE GANG』、ご来場ありがとうございました。あっという間にもう2か月!終了日誌が遅くなって、ごめんなさい。決して忘れていたわけではないんです。反省してます。
ショコラ役でした、佐藤史織です。ほとんどのお客様は、はじめまして!だったと思います。私が佐藤史織です。普段は金沢大学の演劇部にいます。覚えていただけましたでしょうか。 (Click!) 
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「ドリフトっ!」
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「人気者ね」
今回はあこがれの羅針盤さんの舞台に出してもらい、とっても嬉しかったです。普段客席から見ていた舞台に、まさか上がることになるとは。初めて海から陸上に進出した爬虫類の気分でした。出させてくださいって自分で頼んだんですけど。
ショコラはトリュフ警部の頼れる部下でした。見切り発車の警部を補佐し、調子に乗る警部にブレーキをかける、かっこいい女刑事です。が、私自身は稽古中、劇団員さんたちのスピードについていけず「うわー」とか「ぎゃー」とか言ってるだけでした。かっこよさ、皆無です。だってみんなすごいんですもん。剣振るし、銃とか撃つし。すぐ台詞覚えるし。私はアクションなんてやったことがないので、完全に出遅れてました。出遅れるどころかライオンの群れに混ざる家猫みたいになってました。初めてだらけでわからないものはわからないのです。というわけで全力で足引っ張りに行ったのですが、その都度みなさん優しく根気強く教えてくれるので、羅針盤は懐の深い劇団だと思いました。
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「知ったことか!」
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「合言葉がいるようです警部」
実力に一抹の不安があるそんな私に力をくれたのは、あの可愛いピンクの衣装です。覚えていますか。あのラブリーでキュートでファビュラスな衣装。とっても気に入っています。まさか自分がこの人生でピンクの服を着ることになろうとは思いませんでした。終演後、「衣装かわいかった」とたくさん言ってもらえました。「しおりんかわいかった」の実に3倍ほど言われました。別にいいけど。あの溶けたチョコレート、めちゃめちゃ美味しそうですよね。稽古中は着てるだけでお腹が減ってきたものです。あんなに素晴らしい衣装ですが、ある信頼できる筋からの情報によると、製作費0円らしいです。マジか。さすが矢澤さん。もはや意味が分かりません。
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「言い忘れましたが、ここは橋の上です」
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「だけどそれじゃあ、私達は何のために」
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カーテンコールの素晴らしい躍動感。
というわけで、今回はたくさんの皆様に観ていただけて、本当にうれしかったです。チョコレートギャングという素敵な作品にかかわれたこと、ショコラという魅力的なキャラクターを演じたこと、稽古の日々すべてが私の自信につながっています。お客様、劇団員のみなさん、スタッフの方々、本当にありがとうございました。そしてそして、大好きなふーかさん、おつかれさまでした。
それでは、またどこかで(羅針盤の舞台の客席とかで)、お目にかかりたいと思います。さようなら。

(日記当番 佐藤史織)
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「つまり何も進展しないです。我々と同じく」
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「それでも、私は・・・」