そこには1本の色鉛筆が立っています。
大きな大きな、それはまるで天を支える柱のような色鉛筆。
そのでっかい色鉛筆の周りには、
鉄骨とガレキとコンクリートの山がありました。

月に行きたい。

いつの時代も空を見上げては思い描いてきた、子供達の夢。
そんな夢を描いた一冊の本がありました。
1865年、フランスで出版された1冊の冒険小説。
作者はのちに『十五少年漂流記』や『海底二万マイル』を書く、空想おじさん。

ジュール=ヴェルヌ作 『月世界旅行』

でっかい大砲の砲弾に乗って月まで行こう!
びっくりです。
人間と生活道具一式を詰め込んだ巨大な砲弾を、
長さ270メートルもある超巨大な大砲で、
ドッカーンと月まで撃ち出す。
ホントびっくりです。
いくらなんでも無茶苦茶です。

でも・・・
ほんのわずかながら、
この本を本気にした人々がいました。

このお芝居にそびえる、でっかいでっかい色鉛筆。
よく見れば、その色鉛筆には噴射ノズルがついています。
よくよく見れば、人が乗り込む操縦席も、ついています。

月ロケット。

この物語は、月にウサギを見た人々のお話。
彼方の月を、目指して。
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